今回は、パイロットが「スマホやタブレットで、普段の準備やフライト中に使用しているアプリケーションやインターネットサイト」を紹介します。
是非、フライトの計画やイメージフライトに使用してみてください。
タブレット用アプリケーション
GoodNote5
人によって好みのノートアプリがあると思いますが、私はGoodNote5を使用しています。
会社ではペーパーレスが進んでおり、紙の規定類は貸与されず、その代わりにタブレット(iPad)が貸与され、その中にさまざまな規程が入っています。
その規程をスクリーンショットし、GoodNoteに貼り付けて、そこに注意書きやメモを書き加えて使用しています。
知識を整理するのに非常に役立ちます。
GoodNotes 5
Time Base Technology Limited無料posted withアプリーチ
Google Earth
Visual ApproachやCircling Approach等では、地上の物標をみて、自機の位置を把握して飛ぶことが大切です。
地上物標を把握できていると、大きなミスに繋がりづらく、余裕を持ってアプローチを実施できます。
Traffic Patternなどの経路をGoogle Earthに線で書き込んで、イメージフライトに活用しています。
Google Earth
Google LLC無料posted withアプリーチ
Flightrader24
初めて行く空港だったり、久しぶりに行く空港だったりする時にはこのアプリが便利です。このアプリでは、地図上にリアルタイムで飛行している飛行機が表示されます。
それだけではなく、便名を検索すると、その便名の飛行機が実際に通った飛行ルートを1週間程度遡って見る事ができます。
この検索機能を使用することで、どんな経路でレーダーベクターが来るのかや、空港の地上のタクシーでもどんな指示が来るのかを見ることができます。
フライトの全体感を把握するのに使用しています。
Flightradar24 | フライトトラッカー
Flightradar24 AB無料posted withアプリーチ
インターネットサイト
Traffic Finder
このサイトは、便名を入力すると、その便の出発地や目的地を調べることができます。
たいていの日本の航空会社に対応しています。
このサイトのすごいところは、機内モードにしていても検索が可能であることです。
上空で近くに飛行機が飛んでいるときに、便名を検索し、同じ目的地だった場合は速度調節をしたりしています。
フライトお天気
現役のパイロットの方が作成したサイトです。
さすがパイロットが作っただけあって、運航に必要な気象情報が詰まっています。
フライト前には全体に目を通すと一通りの情報を得ることができます。
GPV気象予報
気象情報のなかでも、気圧や雨雲レーダーや風の時間変化をみることができるサイトです。私は地上風の変化をみるのに使用しています。
この時間くらいで使用滑走路が変わりそうだなっていうのを予想することができます。
また、TAFの発出されない空港でも風の変化を知ることができるので非常に便利です。
まとめ
今回は普段使用している、便利アプリやサイトを紹介しました。
詳しい使用方法について希望があればお知らせください。
また別の記事で紹介させていただきます。
それではまた次の記事でお会いしましょう!